40代医師
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40代医師の転職で高収入を実現するポイント

40代医師のキャリア形成における位置を確認する

最近は医学部を卒業した後に、医局に入らない医師も見られるようになりましたが、やはり大半の医師は、医局に所属してキャリア形成のスタートを切ることになると思います。

まず、卒業後2年間の前期研修プラス3~4年間の後期研修の期間が第1ステージとなります。次に、卒業後7~14年目くらいが第2ステージとなります。

第2ステージは、医学部卒業時の年齢にもよりますが、専門医取得から30代末頃となります。

そして、40歳前後から40代前半が第3ステージです。医師会の調査によると、開業する医師が多いのも40歳頃ですし、大学医局を離れる医師が多いのもこの頃です。

まさしく、40代前半は医師のキャリア形成における重要なターニングポイントということができるのです。

そして、40代後半から50代前半が第4ステージになります。この年代は、管理者や指導的な立場になる年代です。

40代前半の転職で注意すべきポイント

第3ステージの40代前半は、医師としての最盛期と位置付けられます。臨床医としても最も活躍が期待される時期です。

大学の医局においては、40代半ばで教授選に挑む医師が見られる一方、医局を離れる決断をする医師も多くなります。

この年代で転職する場合は、専門分野によって位置づけが変わります。外科医はチームで仕事をするため、転職を受け入れる病院で、既存の医師との年齢調整やスキル調整が必要になるからです。

30代後半までは、若手医師という分類で採用できるのですが、40代前半になると、チーム内での序列が問題となるからです。ここに問題が生じると、チーム崩壊につながるので、採用に慎重になります。

したがって、40代を迎えた外科医は、転職を考えるのであれば、できる限り早く決断をすることです。また、よりジェネラルな方向に間口を広げることで転職をしやすくすることも考慮しなければなりません。

もちろん、これまでのキャリアが高く評価されれば、新たなポジションを作ってでも迎えたいというケースもあります。自分のこれまでの実績を客観的に分析して、交渉に向かうことが大切です。

内科医では、外科医ほど年齢が問題になることはなく、40代前半の医師の受け入れ先も多いはずです。

いずれにしても、40代前半は、医師として最盛期ですので、労働条件に関する要望も、比較的、通りやすい時期です。「高収入」は前提としても、「残業は少なめにして欲しい」「当直はしない」など、待遇面での条件をしっかり決めた上で、交渉に臨むべきです。

40代後半の転職で注意すべきポイント

40代後半から50代前半は、第4ステージとなります。この段階での転職には相当な覚悟を持って臨む必要があります。

転職を決断する理由は、人によって異なりますので、これだけは守りたいという自分が望む条件を明確にすることが大切です。

例えば、高収入を第一に考えるのであれば、クリニックの院長職などが選択肢となるります。求人も多く、好感度が高ければ、いずれ経営も含めてクリニックを完全にまかせたいという施設もあります。

指導者としての立場にこだわるのであれば、市中病院が選択肢となります。市中病院にとっては、若手医師を集めることのできる臨床研修指定病院の認定要件を満たすことは重要な関心事です。

したがって、指導医の資格に加えて、指導者としての適性ありと判断されれば、喜んで迎え入れてくれる病院も多いはずです。

役職にこだわるのであれば、院長の権限で役職を柔軟に決められる規模の施設が選択肢となります。交渉次第で、新しいポストを作って迎えてくれる場合もあります。

なお、外科医に関しては、40代前半の項目のところでも述べたように、年齢が高くなるほど、転職は難しくなります。ただし、それは手技にこだわった場合のみです。

40代後半でも、よりジェネラルに方向転換すれば、40代前半と同様に転職の受け入れ先は広がります。

手技にこだわると、それ自体に関して、いずれ年齢的な制約も出てきますので、生涯現役にこだわるのであれば、転職を機会に、手術を必要としない分野に移行することも考えるべきです。

例えば、脳外科を標榜していても、地域の中小施設では手術を行っていない所も多いです。このような施設に転職して、内科的な診療をする方法もあります。

内科医でも、カテーテル治療や内視鏡の手技にこだわる医師は、外科医と同様の考えを持つ必要があります。転職を機会に、一般内科に移行することを検討すべきと考えます。

まとめ

いずれにしても、40代前半は医師としてのキャリア形成の重要なターニングポイントであることを強く認識していただきたいと思います。もちろん、40代後半でも、まだ遅くはありません。

40代医師の転職で最も重要なことは、これまでの自分のキャリアを客観的に分析して自分の実力を見極め、これからの医師人生に何を求めるのか、自分が希望する事項の優先事項を決めて、転職交渉に臨むことです。

できれば、信頼できる転職エージェントに相談して、行動することが望ましいと思います。それゆえ、信頼できる転職エージェントを3社のみ限定してご紹介します。

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