金融人材、IT人材、コンサルタント、経営層などハイクラスといわれる人材の転職の状況はどうなのか?これらのハイクラス転職に特化した転職エージェントであるコトラのご紹介です。口コミについてもご紹介します。
金融人材、IT人材、コンサルタント、経営層の転職!
金融人材、IT人材、コンサルタント、経営層などハイクラスといわれる人材の転職状況についてご説明します。
金融人材の転職
金融庁金融研究研修センターは、金融専門人材に関する研究会を設置しました。研究会が発表した「金融専門人材について(基本的なコンセプト)」という資料によると、「『金融専門人材』として、以下のような能力を具備した人材の育成・確保を目指すこととする」と記載されています。
- 金融に関する幅広い基礎知識と特定の分野に関する深い専門知識
- 金融業において高い付加価値を生み出すための能力
- 法令や会計基準といった制度的制約に関する深い知識があり、コンプライアンスと収益性のバランスのとれた判断ができる能力
日本では、上記の能力を有した金融専門人材が不足しており、外資系金融機関の後塵を拝しているとも述べられています。
金融業界には、銀行、証券会社、保険会社、その他(リース・クレジット・信販・不動産金融など)があります。銀行、証券会社、保険会社には、 AIやFinTechの波が訪れ、人材削減が加速されています。
すべてに共通するのですが、単なる銀行員や証券社員などは余剰となり、金融専門人材は不足するという二極分化の状況となっています。 例えば、銀行では、 M&A経験者、ファンド出身者のニーズは高まっています。
保険会社では、代理店をマネジメントできる能力を持った人材が必要とされています。その他では、例えば不動産金融では、 個人資産管理の経験者や、不動産売買の経験者が求められています。
IT人材の転職
経済産業が2019年に発表した「IT需給に関する調査」によると、IT人材の需給ギャップは、下記の通りです。年を追うごとに、IT人材の需給ギャップが拡大の一途をたどります。
2018年 | 2020年 | 2025年 | 2030年 |
22万人 | 30万人 | 36万人 | 45万人 |
※本調査では、国勢調査を基に、IT 企業及び、ユーザー企業の情報システム部門等に属する職業分類上の「システムコンサルタント・設計者」、「ソフトウェア作成者」、「その他の情報処理・通信技術者」を IT 人材として試算した。
さらに、経済産業省では、IT人材を「従来型 IT 人材」と「先端 IT 人材」に分けて、需給ギャップを推計しています。そのデータは下記の通りです。
従来型 IT 人材 | 先端 IT 人材 | 合計 | |
Re スキル率 2~6% | 18 万人 | 27 万人 | 45万人 |
Re スキル率 2% | 0 万人 | 45 万人 | |
Re スキル率 1% | △10 万人 | 55 万人 |
※従来型 IT システムの受託開発、保守・運用サービス等に関する市場を従来型 IT 市場と定義した。そこで働く人材が従来型IT人材である。
※IoT 及び AI を活用した IT サービスの市場を先端 IT 市場と定義した。そこで働く人材が先端IT人材である。
※)Re スキル率:従来型 IT 人材から先端 IT 人材への転換を Re スキルと定義し、(x-1)年に従来型 IT 人材であった人材で、x 年に先端 IT 人材に転換した人材数/(x-1)年の従来型 IT 人
材数を Re スキル率と定義した。
※IT 人材の転換が
① 市場の構造変化に対応できる場合 :平均 3.8%/年(約 2-6%)
② 市場の構造変化にあまり対応できない場合:2%/年
③ 市場の構造変化に対応できない場合 :1%/年
これを見ると、今後、需給ギャップが増大するのは、「先端IT人材」であり、「従来型IT人材」から「先端IT人材」への転換が進まなければ、従来型IT人材は余剰となることがわかります。それゆえ、これからIT人材として転職するためには、「先端IT人材」となることが求められます。
コンサルタントの転職
官庁からコンサルタントの需給関係についての公的な統計は発表されていません。戦略コンサルタントへの転職については、下記の記事を参照してください。
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経営層の転職
経営者JP総研 が発表した「エグゼクティブの転職に関する意識調査」では、経営層・管理職の46.8%が「転職後に失敗したと感じたことがある」と回答しています。その主な理由は、下記の通りです。
- 社風が合わなかった
- 一緒に働く人との相性が合わなかった
- 経営者との相性が合わなかった
- 入社前に伝えられたミッションと違う仕事を任された
これを見ても、経営層・管理職の転職は、かなり難しいことがわかります。一般に、経営層・管理職を求めているのはベンチャー企業が多いため、「創業経営者+一般社員」という構造になっています。
そこに、役員や管理職として入社するわけです。大企業から転職した人は、職務の多さやスピード感についていけないことは容易に察しがつきます。創業経営者も個性の強い人が多く、社員も若手中心なので、人間関係に苦労することも多いはずです。
しかし、ベンチャー企業は将来性も高いので、裁量も大きく、思い切り能力を発揮することができて、やりがいがあるというメリットがあります。過去の価値観を転換して、新たな気持ちで転職できれば、成功する可能性は高いです。
ハイクラス転職エージェントコトラの口コミ
今回の記事では、ハイクラス転職エージェントのコトラについて、口コミを含めてご紹介したいと思います。
コトラとは
コトラは、金融、IT、コンサル、製造業、経営層の転職支援に特化した転職支援サービスです。インベストメントバンキング、不動産金融・不動産関連業務、保険ビジネス、金融フロントなど多岐に渡るハイクラスの求人を多く取り揃えています。
コトラの運営会社は、株式会社コトラです。本社は東京都港区にあります。設立は2002年10月です。金融、IT、コンサル、製造業、経営層を中心としたプロフェッショナル人材紹介事業、DX(Salesforce)導入・活用支援事業、ハイクラスクラウドソーシングサービス事業、コンサルティングサービス事業などを行っています。
コトラの特徴
コトラの特徴は、下記の通りです。
- 対面や電話によるキャリアコンサルティングを行います。
- ジョブマーケットの最新の動向、各企業の求人状況など、最新の情報をご提供いたします。
- ご経験やスキル、ご希望をお伺いした上で、マッチする最適なポジションのご紹介をいたします。
- 職務経歴書の確認と、わかりやすく魅力的な職務経歴書を書くためのアドバイスをいたします。
- 企業のカルチャーや面接官の特徴を踏まえた上での、面接アドバイスをいたします。
コトラの口コミ
転職支援サービスを利用した人からコトラに寄せられた声の一部を抜粋してご紹介します。
事情により1ヶ月弱程度で転職活動を終えたいという要望があった中、また、未経験の業種へのチャレンジであった中、コトラさんの迅速かつ丁寧なフォローやアドバイスに非常に助けられたと感じています。
コトラさんには、業界の動向に精通し、各社の採用担当者との信頼関係の厚いコンサルタントの方が在籍されているという印象を受けました。
公務員の世界は業務の内容や評価基準が独特なので、公務員から民間企業への転職の場合、これまでどんな業務経験を積んできたのか説明しにくい、また、どういう見せ方をすれば民間企業に対してアピールになるのか分かりにくい、といった難点があります。
この点、担当コンサルタントの方は自治体も中央官庁のご経験もお持ちだったので、当方の業務経験について深いご理解をお持ちで、転職活動に際してそこからどういう要素を抽出すればよいか、的確なアドバイスをくださいました。
毎回真摯に対応してくださった点に加え、この点が特に他社のエージェントさんと大きく違った点でした。
最初はサイトで登録し、職務経歴書をアップロードしてから、対面面談を希望致しました。お会いした時にご提案頂いた複数社の募集要項は全て適切なものであり、厳選した4社に応募した結果、2社も面接に進むことができました。
頂いた面接の過去問の情報は非常に役に立ちました。また、内定後、人事担当者とのやり取りの対応も迅速丁寧でした。金融機関におけるリスク管理職への転職を希望する方には是非コトラをお薦め致します。
(引用:コトラ )
次に、SNSに投稿された口コミや評判をご紹介します。
パーソル、パソナ、リクルート、JAC、robertwaltersなど、色々お世話になったけど、エージェントとしての付加価値を感じたのはコトラだけ。個人の相性も当然あると思うので、相性の合うエージェントに会えるようにたくさんのエージェントとコンタクトするのおススメ #転職 #転職エージェント
— オードリーうさぎ@変革のカタリスト (@Okaba426) October 6, 2018
まとめ
グローバル化が進んで、企業間の競争が激しくなっています。このような状況の中、人員の頭数は余っているけれど、プロフェッショナルといえる高度な知識やスキルを持った人材は不足しているという企業が大半だと思います。
この点に関しては、今回の記事の冒頭にてご説明させていただきました。金融人材では「金融専門人材」が不足しています。IT人材では「先端IT人材」が不足しています。同じく高度なスキルを持ったコンサルタントや経営層も不足しています。
その一方で、高度な知識やスキルを持っているにもかかわらず、現在の仕事では能力を十分に発揮できず、収入面でも満足いくレベルに達していないという人材もいます。人材を求めている企業と、自分に適した新たな仕事を求めている人材をマッチングする必要があります。
そのために、今回の記事では、金融、IT、コンサル、製造業、経営層の転職支援に特化した転職支援サービスのコトラをご紹介しました。コトラの創業者が金融業界の出身ということもあり、特に金融業界とコンサルタントへの転職には圧倒的な強みを持っています。
豊富な人脈を生かして、ハイクラス転職の求人を取り揃えている点も特徴となっています。
ポイント
サイト情報をご紹介しておきます。詳細は、コトラ をクリックしてご覧ください。