フリーランス年収1000万円、2000万円の手取り額は？フリエンのマージン、口コミや評判は？

フリーランスで年収1000万円を目標にしている人が多と思います。年収1000万円、2000万円の手取り額はいくらになるのでしょうか。フリーランスエンジニアに業界最大級の案件を提供し、高額案件を訴求しているフリエンのマージン、口コミや評判についてご紹介します。

フリーランス年収1000万円、2000万円の手取り額は？

フリーランスが目標とする年収1000万円、そしてさらに上の年収2000万円の手取り額はいくらになるのかご説明します。

年収から何が引かれて手取り額になるのか

年収と手取り額が異なるのは、年収から引かれる金額があるからです。それらを一覧にしてみます。

• 所得税：課税対象の所得にかかる税金（収入から経費や所得控除を引いた金額）
• 個人事業税：法定業種の事業を営む個人に対してかけられる税金（請負業の場合）
• 消費税：商品やサービスの取引にかかる税金（前々年の課税売上高が1,000万円以上の場合）
• 住民税：住んでいる自治体から課せられる税
• 国民健康保険料：前年の課税対象の所得に応じて計算
• 国民年金保険料：年金を受け取るために払う保険料（所得による違いはない）

年収1000万円の手取り額

年収1000万円のフリーランスの場合、何がいくらくらい引かれて、手取り額がどれくらいになるのかシミュレーションしてみます。ここでは、都内に住む独身のフリーランサーを設定しています。実際には、経費の使い方や家族構成などによって変わるので、あくまでも概算のモデルとして見てください。

（１）年収1000万円－経費300万円＝700万円　※経費は年収の30%と想定

（２）700万円の課税所得は587万円　※基礎控除48万円、青色申告特別控除65万円を除外

（３）所得税は74万6,500円　※課税所得の20%から控除額42万7500円を引いた額

（４）復興特別所得税は1万5676円

（５）住民税は59万2000円

（６）国民健康保険料は60万4946円

（７）国民年金保険料は19万3320円

（８）個人事業税は14万8500円

引かれる額を合計すると230万936円となります。年収1000万円から230万936円を引いた769万9,064円が手取り額となります。なお、この段階では消費税はないものとしています。年収1000万円を超えた場合、翌々年から消費税がかかるので、備えておく必要があります。

年収2000万円の手取り額

同じように年収2000万円の手取り額についてシミュレーションしてみます。

（１）年収2000万円－経費600万円＝1400万円　※経費は年収の30%と想定

（２）1400万円の課税所得は1287万円　※基礎控除48万円、青色申告特別控除65万円を除外

（３）所得税は 271万1100円　※課税所得の33%から控除額 153万6,000円 を引いた額

（４）復興特別所得税は5万6933円

（５）住民税は129万2000円

（６）国民健康保険料は82万円

（７）国民年金保険料は19万3320円

（８）個人事業税は64万3500円

引かれる額を合計すると571万6853円となります。年収2000万円から571万6853円を引いた1428万3147円が手取り額となります。なお、消費税はないものとしています。年収2000万円なら法人設立して会社を立ち上げたほうが節税となります。

年収1000万円以上を実現するには

年収が高くなればなるほど税額等が大きくなり、手取り収入が思っているほど伸びないと感じるのが実態です。それはさておき、多くのフリーランスの目標である年収1000万円以上を実現するには、どうすればよいのでしょうか？

• 高度な専門スキルを身に付けていること
• 幅広い領域の案件に対応できること
• 高額案件を獲得する方法を見つけること
• リピートを取れるような信頼関係を築くこと
• 常に周囲に気配りをすること

年収の高いフリーランスエンジニアに共通している点をあげると、上記のようになります。

フリエンのマージン、口コミや評判は？

年収1000万円以上を実現する大きなポイントが「 高額案件を獲得する方法を見つけること」です。今回の記事では、高額案件の獲得が強みの「フリエン（furien）」をご紹介します。

フリエンとは

フリエンは、ITフリーランス（個人事業主）累計掲載案件数が30,000件を超える、業界最大級の案件・求人情報サイトです。運営会社は、アン・コンサルティング株式会社です。

本社は東京都渋谷区にあります。それ以外に、大阪支社と福岡支社があります。 設立は2011年1月です。事業内容は、フリーエンジニアリング事業、ITエンジニアに特化した採用支援事業、ITエンジニアの独立支援サイト『フリエン』の運営です。

フリエンの特徴

フリエンの特徴についてご説明します。

案件全体の45%が高額案件です

エンド直請け案件が多いので、高額報酬を実現します。最高単価180万円、平均単価72万円の実績があります。フリエンの案件の多くはエンドユーザーとの直接取引から生まれています。そのため代理店に中間マージンを支払うことも少なく高額案件を実現できています。

ご紹介した80％の方が収入アップしています

「フリエン」経由で案件をご紹介した約80％の方が収入アップに繋がっています。その理由は、あなたの強みをクライアントへ丁寧にお伝えし、強みを十分に活かせる案件のご紹介を心がけているからです。

30,000件超の案件があります

30,000件を超える多種多様な案件から、「週2〜3日で働ける案件」「最新技術に携われる案件」など、あなたのニーズにあったを案件をお探しするとともに、様々なご要望に応えることができます。

フリエンのマージン

残念ながら、フリエンのマージンについては非公開となっています。公開しているエージェントや上場企業のエージェントなどを調べてみると、フリーランスエージェントのマージンは、8％～20％程度と推測されます。

フリエンについても、その範囲内と推定できますが、「エンドユーザーとの直接取引のため、代理店に中間マージンを支払うことも少ない」とのことなので、おそらくフリーランスエンジニアに優しいマージン設定をしているのではないかと思われます。

フリエンの口コミや評判

ネット上などに掲載されているほぼすべての口コミや評判に目を通して、同様の内容を集約して箇条書きにまとめたものをご紹介します。

良い口コミや評判は、下記の通りです。

否定的な口コミや評判は、下記の通りです。

面談のときの担当者の態度については、「丁寧だった」という声が非常に多かったのですが、「態度が悪い」という声も少数ありました。どのエージェントでも見られることですが、担当者によりバラツキがあるようです。

スピード感についても、「登録後1週間で次の案件が決定した」などの声が多いのですが、登録者の条件によっては、少し時間がかかる場合もあるようです。

支払いサイトに関しては、現在は「フリエンペイ」という制度ができて改善しています。フリエンペイとは業界最短の支払いサイトで、複数の支払いサイトから希望のサイトを選べるサービスです。

フリエンペイを利用することで、フリーランス協会提供の「ベネフィットプランLight」の加入が無料。ベネフィットプランLightでは賠償責任保険の他にも収入・ケガ・介護の保険に加入できるなど、フリーランスの不安を払拭するサービスがあります。

まとめ

フリーランスになるからには、年収1000万円を目指したいものです。あまり知識がない人は、年収1000万円というと、それだけの手取りがあるように思うかもしれませんが、実際には年収から税金や公的保険などを引かれて、手取り金額となります。

考えてみれば、サラリーマンでも同様で年収イコール手取りではありませんよね。まだ高収入を手に入れていない人は、年収1000万円とか年収2000万円とか言われても、手取りがどれくらいになるか想像できないと思います。

そこで、今回の記事の冒頭では、フリーランスエンジニアが年収1000万円と年収2000万円を実現したときに、手取り金額がどれくらいになるかシミュレーションしてみました。

家族構成や経費の使い方などによって変化しますので、あくまで概算ですが、参考にして頂ければと思います。フリーランスで年収1000万円以上を目指す方は、税金や保険の知識を学ぶことも必要です。また、会社設立も考えてみましょう。

そして、今回の記事では、「45％が高額案件」と訴求している 「フリエン（furien）」 というフリーランスエンジニア案件・求人情報サイト をご紹介しました。 年収1000万円以上を実現する大きなポイントが「 高額案件を獲得する方法を見つけること」 だからです。

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