フリーランスエージェントとは?仕組みはどうなっているのでしょうか?マージン非公開の会社が多い中で完全公開のPE-BANKの評価が高いです。 PE-BANK について、支払いサイト、派遣、口コミなども含めてご紹介したいと思います。
フリーランスエージェント仕組み!
フリーランスで働くITエンジニアの方は、フリーランスエージェントを活用して案件を獲得することが多いと思います。そこで今回の記事では、フリーランスエージェントの仕組みについてご説明したいと思います。
フリーランスエージェントとは
フリーランスエージェントとは、受注案件を探しているフリーランスと、案件の発注先を探している企業を仲介するサービスです。フリーランスが案件を探すのを手助けするサービスには、求人情報サイトもあります。
求人情報サイトの中には、自分のプロフィールを登録して、企業とフリーランスが直接やり取りできるマッチングサイトがあります。このようなマッチングサイトは、クラウドソーシングと呼ばれています。
フリーランスエージェントの中には、フリーランス向け求人情報サイトやマチングサイトを運営する会社もありますので、フリーランスエージェントとクラウドソーシングの違いがよくわからないという人も多いでしょう。
その違いについて、ご説明します。フリーランスエージェントとクラウドソーシングの最大の違いは、フリーランスエージェントは営業を丸投げして代行してもらえるのに対して、クラウドソーシングは営業活動を自分で行わなければならない点です。
クラウドソーシングでは、案件や募集内容の良否を自分で見極めて、仕事を獲得するためには自分のスキルや実績を自分でアピールする必要があるのです。その意味で、フリーランスエージェントのほうが手厚いサービスを提供しているといえます。
フリーランスエージェントを活用するメリット
フリーランスエンジニアがフリーランスエージェントを活用するメリットは大きく3つあります。
高単価の案件を獲得しやすい
フリーランスエンジニアにとって案件獲得が最重要の課題です。大手のフリーランスエージェントには、保有案件数が常時3,000件以上はあるのが普通です。その中には、高単価案件も数多くあります。
それゆえ、フリーランスエンジニアは、エージェントに依頼することで、自分に適した高単価案件を受注できる可能性が高まるのです。
営業も事務手続きもすべて代行してくれる
エージェントに依頼すると、報酬・単価などの条件交渉を含めた営業代行はもちろん、契約手続き、請求手続きなど、細かい事務作業に関しても、すべて代行してくれます。これはフリーランスにとって本当に助かるサービスです。
売上・請求関連のトラブルの不安がないだけでなく、事務作業に時間が取られることがないので、エンジニアとしての新たな知識やスキルを学習する時間などが十分に確保できるようになるからです。
多様なサポートを受けることができる
エージェントによって内容は異なるのですが、それぞれ独自のサポート体制を築いています。「研修サポート」をはじめ、「生命保険加入の際、エージェントが費用を半額負担してくれる制度」。
「業務遂行中の対物・対人の事故、情報漏洩などが生じた場合、賠償リスクに備えた補償制度」「税理士相談費用の割引制度」「案件から案件の期間が開いた場合に、給料をもらいながら仕事を探せる制度」などがあります。
フリーランスエージェントの仕組み
フリーランスエージェントの仕事は、一方ではフリーランスをスカウトして、他方では発注先となる法人営業を行います。そして、両者をマッチングすることで、マージンをもらうという仕組みです。
エンジニアの転職サイトでよく見られる仕組みは、エンジニアを企業に紹介することで、企業側からマージンをもらうというものです。転職者側からはマージンを取らないケースが多いです。この手数料は紹介時の1回切りになります。
それに対して、フリーランスエージェントでは、企業が発注した金額からマージンを差し引いて、残った金額をフリーランスに支払います。そして、そのマージンは、フリーランスがその企業で働いている間は、毎月、定期的に発生するという点が特徴です。
フリーランスエージェントのビジネスは、先行投資は少なく、紹介したフリーランスが長く企業で働き続ければ、安定収入が入ってくるので、儲けやすいビジネスモデルとなっています。
しかし、実際には、資金力のある法人とネットワークを築いて、頻度多く、営業活動を継続していかなければならないこと。また、フリーランスエンジニアは、頻繁に仕事を変える傾向があることから、エージェントはそう簡単な仕事ではありません。競合も激しくなっています。
フリーランスエージェントのマージンは、一般に8%から10%程度と言われていますが、中には15~20%のところもあります。いかんせん、マージンは非公開というエージェントが大半なので、本当のところは隠されています。
マージン完全公開のPE-BANK!
フリーランスエージェントの仕組みをご覧になっていただいたフリーランスエンジニアの方は、それならマージンがなるべく少ないエージェントがよいと思ったはずです。
そこで、今回の記事では、フリーランスエージェント PE-BANK をご紹介したいと思います。その理由は、マージンの仕組みが完全にエンジニア視点で設計されており、他のエージェントとはまったく異なるからです。
マージンが完全公開である
まず、 PE-BANK のマージンは完全公開されています。マージンを完全公開しているのは、僕の知る限りでは、PE-BANKだけです。他のエージェントは、ほぼすべて非公開なため、実際には、フリーランスはいくらマージンを取られているのか不明です。
つまり、他のエージェントでは、「この案件では、毎月〇〇円をあなたの口座に振り込みます」という契約なのに対して、 PE-BANK は、「この案件は、契約先と月額〇〇円で契約しているので、そこから〇%引いた〇〇円を毎月あなたの口座に振り込みます」という契約です。
これは凄いことです。この透明性の高さが、 PE-BANK の最大の特徴となっています。
マージン率が全エンジニア一律である
自分のマージンは、他のエンジニアより高くとられているのではないかと、疑心暗鬼になっている人も多いのではないかと思います。 PE-BANK では、マージン率は固定であり、すべてのフリーランスエンジニアに、一律のマージン率となっています。
しかも、契約稼働からは、毎年マージン率が下がっていく仕組みとなっています。具体的な数値は、下記の通りです。
- 契約稼働 1~12ヵ月 ⇒ マージン率12%
- 契約稼働13~24ヵ月 ⇒ マージン率10%
- 契約稼働25ヵ月以降 ⇒ マージン率8%
フリーランスになったばかりのエンジニアでも、自分の手取り額を計算できるから安心ですし、経歴が長くなるほどマージン率が低くなるのは公平感があります。3年目からは全員が8%となるので、極めて公平な制度です。
マージン率8%は、フリーランスエージェント業界において、おそらく最も低いレベルのマージン率だと思われます。
支払いサイト、派遣、口コミは
PE-BANKの支払いサイト、派遣業務、口コミなど、もう少し詳しく解説します。
PE-BANKの支払いサイト
PE-BANKは素晴らしいフリーランスエージェントですが、デメリットも指摘されています。それは、支払いサイトです。 PE-BANKの支払いサイトは40日です。月末締めで、支払日は翌々月の10日となります。
これは、フリーランスエージェントの平均的な期間です。それでは、なぜデメリットといわれるのかというと、フリーランスエージェント業界も競争が激化しており、支払いサイトを短くするエージェントが出てきているからです。
支払いサイト10日、15日を強調するフリーランスエージェントが誕生しています。それらと比べると、40日は長いからです。
PE-BANKの派遣業務
PE-BANK では、派遣業務を行っています。これは、 PE-BANKとエンジニアが雇用契約を結び、PE-BANKとクライアントの間で派遣契約を結ぶ形態です。なぜ派遣の形にするかというと、それには理由があります。
大手企業の最先端開発では、情報管理の観点から、フリーランスエンジニア個人に情報開示することが難しいからです。つまり、クライアント企業の機密性の高い開発案件や最先端技術の研究開発などの案件では、PE-BANKからの派遣という形態でなければ契約が難しいのです。
派遣というとあまり良いイメージを持たない方もいらっしゃるかと思いますが、PE-BANKの派遣業務は、ハイスペックなエンジニアの方々が、大手最先端企業で、即戦力として活躍する場を創り出すための雇用形態となります。
PE-BANKのさらなる強み
PE-BANKのさらなる強みについてご説明します。PE-BANKの運用会社は、株式会社 PE-BANKです。本社は、東京都港区にあります。設立は1989年5月です。フリーランスエンジニア向けのサービスを提供する企業の中でも歴史が長い企業です。
それゆえ、登録者の継続年数が長いため、年齢層が比較的高く、安定感のあるサポートが特徴です。PE-BANK以外は考えられないというフリーランスエンジニアの声も耳にします。
先にも述べたように、 業界では珍しく全ての契約内容、手数料を開示しており透明性の高いサービスを実施しているため、フリーランスエンジニアとは強い信頼関係を築いています。
PE-BANKのサービスは、一人ひとりとしっかり向き合い、その人にあった案件を提案するサービスです。類似サービスは複数ありますが、ユーザーに寄り添った手厚いサービスという面では圧倒的な強みを持っています。
また、 PE-BANKは 全国各地に拠点があるので、UIターンご希望の方も安心してご利用いただけます。
PE-BANKの口コミ
まず、サービス利用者から PE-BANK に寄せられた声の一部を抜粋してご紹介します。
それとうちは子供が二人いて、子育てをしながら働くにはリモートが必須。私はPE-BANKさんにお願いしてリモートの案件だけを紹介してもらっていますが、こういう働き方は会社員では無理ですよね。おかげで時間の余裕もできて最近は筋トレにも凝っています。
悪い点というかギャップは会社員時代と比べて仕事の裁量が減ったことでしょうか。プライムベンダーさんの下で働くのでどうしてもお客さんと直接話をする機会が減る。だから自分の力をアピールするのも大変です。
PE-BANK登録している知り合いがいたので安心感がありましたし、話を聞くと共済などサポート体制とかも充実していて、営業もしてくれる。報酬もちゃんと開示されていましたし不安はなかったですね。
今はPE-BANKさんにリモートの案件を紹介してもらって、自宅で安否確認のシステムのUI、UXの改善などを手掛けています。私は、ニュージーランドで出会った方のように、いずれ家族で旅をしながらITフリーランスとしてリモートで働けたらいいなと思っています。
皆さんも、自分にやりたいことがあるならフリーランスになって自分なりの働き方を見つけてみてください。不安はあると思いますが、PE-BANKさんならいろいろ相談に乗ってもらえるはずです。大切なのは、思い切って一歩踏み出してみることだと思います。
それで、数カ月で会社員をやめてPE-BANKさんなどエージェントに登録して、それからはITフリーランスとして活動しています。エンジニアとして就職して最初にもらった報酬から比べると7倍くらいは増えました。その点はITフリーランスになって本当に良かった、決断は間違っていなかったと思います。
今の自分の役割はアプリの開発ディレクターやWEBディレクターです。リーダー的な立場で事業側の話を聞き、現場の各エンジニアさんに仕様などを伝えて様々な仕事をしてもらうといった役割です。
リーダーとして双方の立場の意見や要望、不満などを聞きながら、密にコミュニケーションをとり、率先して仕事を進めていくというのは難しいですが、その分やりがいがありますね。自分に向いていると思います。
(引用:PE-BANK )
次に、ネット上などの口コミや評判のほぼすべてに目を通した上で、同様の内容を集約して箇条書きにまとめたものをご紹介します。
良い口コミや評判は下記の通りです。
- 案件数が豊富にあって適した仕事を選べた
- 高単価な案件が多いように感じた
- 地方の案件を紹介してもらえるエージェントは珍しかった
- エージェントが丁寧な対応をしてくれた
- 確定申告のサポートをしてくれるので助かった
否定的な口コミや評判は下記の通りです。
- 支払いサイトが40日とやや長い
- 面談時の会社やサービスの説明が長すぎる
- エンジニア初心者向けの案件が少ない
まとめ
冒頭で、フリーランスエージェントとは、どのような仕事なのか?フリーランスエンジニアがフリーランスエージェントを利用するメリットなどについてご説明しました。
そして、さらに踏み込んで、フリーランスエージェント会社の仕組みやマージンなどについても解説しました。フリーランスエンジニアにとっては、マージン率が公開されており、透明性が確保された上で、できるだけ低いマージン率のエージェントが良いに決まっています。
今回の記事では、このことを踏まえた上で、僕の知っている限り、唯一マージン完全公開のフリーランスエージェントである PE-BANK をご紹介しました。マージン率も業界で最も低いレベルに抑えられていると思います。
PE-BANKは、1989年に首都圏コンピュータ技術者協同組合として設立されました。この生い立ちが、フリーランス視点のサービスの原点だと思います。そして、2007年には、協同組合のDNAを受け継ぎ、日本最大級のフリーランスエンジニアサポート企業として、首都圏コンピュータ技術者株式会社へ組織変更しました。
さらに、2014年には、フリーランスエンジニアの社会的地位の向上を目的に、ITエンジニアブランド化プラットフォーム事業「PE-BANK」を立ち上げて現在に至るという経緯です。
PE-BANK を継続活用しているフリーランスエンジニアがとにかく多く、5年以上10年未満が全体の21.7%、10年以上が23.3%というデータがあります。PE-BANKは、フリーランスエンジニアから本当に信頼されているということが良くわかります。
ポイント
サイト情報をご紹介しておきます。詳細は、PE-BANK をクリックしてご覧ください。
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